2018/05/10コンクルージョン23 栃瘤
そのなめらかな木肌と光沢から「木のシルク」とも称される「栃:トチ」。縮み杢が有名ですが、瘤材がこれまた美しい。いわゆる瘤目に加え、縮み杢のような繊維の輝きが混ざる独特の表情。一見派手さの無い白系のウッドですが、
その真価はフィールドで魚を入れた時に発揮されます。自体の主張が強くないウッドだからこそ、トラウトの持つ美しい色彩を最大限に見せる事が出来ると思うのです。
コーヘイの小話
小学校の時に教科書で見て以来、ひと際印象的だった話「モチモチの木」。最近になって「栃」こそあの「モチモチの木」だったことを知りました。
樹齢800年を越えるものも存在する栃だからこそ「山の神様」が宿るのかもしれませんね。さらにこのコンクルージョン。実はフレームが「神代欅」。この組み合わせ、ますます神々しい限りなのです。