2019/11/06スタッグフェア
STAG、僕らはお揃いに弱い・・・。さてもうじき、スタッグモデル(ネット)の販売会を予定しています。今回はトラウトオフ期間限定の特典を企画します。
【スタッグフェアのお知らせ】
以下は今回販売のスタッグモデル(ネット)をご購入の方だけの特典です。
(1)ネットカラーを選べます。
(2)スタッグネットをご購入の方でボロンハンドル優先クーポンをお持ちの方は特典としてスタッグ仕様のボロンハンドルを製作オーダーできます。
*注意点:ネット1本に付きボロンハンドル1本。優先クーポン券は使用されます。
*注意点:ボロンハンドルに使用するスタッグは極力色が合うように努力しましが、在庫次第では合わない場合もございます。ご了承ください。
【出品本数と受付日】スタッグネットは21cm〜45cmまで30本程度をご用意しています。現在受付ページを作成中で詳細日程は申し訳ありませんが、作業進行次第で未定です。*スタッグネットは先着順です。また今秋にトラウトブランクご予約のお客様には現在クーポン番号をメールにて連絡中です。連絡終了次第の販売開始まで皆様お待ちください。








ベゼルグリップの販売は10月28日を予定していますが、スタッグモデルのランディングネットを今年もネットカラーが選べるフェアを開催予定です。
皆様へのトラウトオフの楽しみとして、鹿角の最上の形状を求めてTクラフトの土屋さんと夏頃から集めてもらっていました。
ご覧の通り、まだ網がついていない状態です。
フレームは内張にも模様のあるものを使用するなどの贅沢を極めた仕様をご用意しています。
サイズは最小の22cmから40cmくらいまでを幅広く30数本ご用意しています。レザーソングのカラーはネットサイズで変える予定です。
とりあえず、本日は予告まで。
この花は肥後体(ヒゴタイ)と言います。2012年には絶滅危惧種に登録されたらしいですが、けっこう河原や土手でも見かけるハリネズミみたいな可愛い花です。さて、楽しみにしていた週末は台風由来の大雨予報らしい。ひょっとしたら今期はもう行けないかもと思うと渇水でも無理やって行きたくなりました。
ロッドは二本に絞って出掛けました。仕上がりの遅れていたアウトバックビリーバーOBB60MS-4はボロンハンドルの上から4分割するブランクで、様々な用途を妄想して作りました。この用途についてはまた後日、できれば魚とともに紹介する予定です。
この日、渇水に加えて最終月のプレッシャーでヤマメの機嫌が悪いのか、食い付いてもポロっと逃げてしまう。業を煮やして不慣れなアウトバックからレボリューション55に切り替える。なんだか前回もこんな感じで嫌〜な(変に期待する)予感を持って次のポイントを巡ると、とりあえず今日一番のヤマメが喰いつきました。
長さはあるけど、細くて頭と尻尾だけが大きなヤマメだな・・・。なんだか目が大きくて威風に欠ける。とぼけた顔。それでも体色は高水温期のヤマメらしく、パーマークが色濃く、くっきり。ここはマクロで撮ると楽しい被写体です。
ミノーも本当は新作のTRAD50S(II型)とTRAD50SHSの使い分けを確認するつもりが、新作でないTRAD50SHSでこの日の良型が来るという間の悪さ。それでも、この渓流の中で、汗して歩けることが幸せだと思わなければならないですね。残暑厳しい九州渓ですが、あと少し歩かせて欲しい。
ね?なんか格好悪い・・・こんなこと言って、すまん、ヤマメ君。
さて全国各地の皆様から渓流最終月の有終の美を飾るようなご投稿が相次いでいます。皆さんもあと少しの渓流を安全に楽しんでください。
昨日に引き続き、7月1日(月)販売予定のスタッグネットのご紹介(後編)です。
■内径27cm【シャム柿+神代楡】¥65,500(税抜)
まずは「シャム柿+神代楡」フレーム。銘木好きの方なら一度は聞いたことがあられるであろうシャム柿。実はこの樹種の正式名称は「ジリコテ」だそう。その昔、輸入会社が仕入れを他社に真似されないために付けた別名こそ「シャム柿」だったという話や、本来流通していたシャム柿という樹種が枯渇したために用いられた材だという話など諸説あり、とても謎多き銘木なのです。
その名前から「黒柿」と比べられますが、魅力は全くの別物。黒柿が東洋の水墨画なら、こちら「シャム柿」は西洋のドローイングと言った美しさ。またサンドされた中間の素材には千年以上もの間地中に眠っていた杢「神代楡」を使用。この組み合わせ、あまりに贅沢な一本です。
■内径23cm【ボコテ・極上+栃縮み杢】¥61,000(税抜)
またの名を「リオグランデパリサンダー」、「黄金檀」とも呼ぶ南米の銘木。黄金の杢肌に浮かぶ独特の模様は自然が作り出す芸術です。今回はその中でも極めて模様が緻密に密集した「極上」の部位をフレーム両面に使用。スタッグとのコンビネーションが見せるインパクトは、その他の素材では真似できないものがあります。
■内径25cm【魚梁瀬杉・極上+楓縮み杢】¥64,000(税抜)
最後は「魚梁瀬杉・極上+楓縮み杢」フレーム。豊富秀吉が京都の大仏殿建築の際に藩主から献上された事でも有名な、歴史ある日本の銘木。
その名は、高知県の魚梁瀬村(現在の馬路村)で、川漁に使う網の「梁:はり」にこの天然杉を使った事が由来とされており、まさしくランディングネットのフレーム材としてこれ以上ないほどのストーリーがあります。燃え上がるような独特の模様は目にも鮮やかで、写真にも美しく映える一本です。
Tクラフトの土屋真一氏によって造られるランディングネット「スタッグモデル」。フレームからグリップエンドの先端にまで行き渡った氏の美意識は、数多ある模造品など寄せ付けない圧倒的な存在感を生み出しています。そして素材を見極めるセンス、仕上げの美しさも最高峰。まさに工芸的な域にまで達している類稀なランディングネットであると言えます。今回はそんな中でも特にフレーム材に拘り抜いた6本が入荷。販売は7月01日(月)を予定しています。
■内径26cm【黒柿孔雀杢・極上+栃縮み杢・極上】¥86,000(税抜)
まずは銘木の最高峰「黒柿孔雀杢フレーム」。柿の木の中でも数十万本に一本とも言われる確率でしか出現しない超希少杢。その名の通り、黒柿の中でも孔雀の羽が描かれたかのような模様が広がるのが特徴です。こちらはその中でも、模様が密集した「極上」の部位を惜しげも無く使用。まさにフレームに孔雀が棲まう一本です。
■内径26cm【神代杉+栃縮み杢】¥56,000(税抜)
続いて「神代杉フレーム」。地殻変動などにより、千年以上もの間地中に眠っていた杢を「神代」と呼びます。酸素が遮断された地中で酸化、風化する事無く、気が遠くなる程の長い時間を掛けて大地が染め上げたその緑灰色の杢肌は何とも表現しがたい風合い。眺めるたびにロマンを感じずにはいられない奇跡の銘木なのです。
■内径22cm【バストゥーンウォルナット/カーリー・極上+栃縮み杢・赤身】¥61,500(税抜)
ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る品種「クラロウォルナット」が、さらに「イングリッシュウォルナット」と自然交雑する事のみで生まれるのが「バストゥーンウォルナット」。別名:パラドックス・ウォルナットとも呼ばれ、その出現確率の低さはまさに天文学的。数ある品種のウォルナット中で最も希少と言われる銘木です。緻密で激しいカーリー(縮み)模様は、この種特有で大変美しいフレームに仕上がっています。
明日の紹介に続く