タスキーバッグ(左)がようやく皆様にお届けになりましたが、ケルビン(右)がまだ遅れています。今春から入れ替えだと意気込んでいた方、申し訳ありません。僕のタスキーバッグは初めから変色部位がありましたが今ではどこだったかわからなくなるくらい、雨に濡れたり、コーヒー溢したり、引っ掛けたりと傷染みだらけです。しかし経年の深い味だと少々自慢であります。それだけタスキーに使われている革は分厚く丈夫なものを使用しています。
一頭から取れる部位も皺、染みも様々で樹木のように瘤、杢が生じる部分もあります。それは苦難が生んだ傷といえば傷ですが、牛の生きてきた経歴が出ているわけで、特に樹木はそこを味わいとして受け入れられます。
変色の瘤やスポルテッドなんかは腐っている部分と言っても過言でないかもしれません。革も樹木製品も通販だと細部を見て買うことに限界があります。しかし、皺、傷にも価値を見出して、いただければ嬉しいですね。僕だって白髪、染み、傷だらけの顔になってきました。年齢に相応しい良い顔になれるよう頑張りましょ。
必要なものを最小限の大きさで持ち運べる大人のボディバッグ「TASKEY BAG」。使い込むほど体のラインに馴染み、どんどん色艶を増しながら熟成されていくオイルドレザーを贅沢に用いた逸品です。
受付は12月24日までとなっています。ぜひお見逃しないようご予約くださいませ。
「エアフロVフリースジャケット」と「サイドドロージョガーパンツ」も近日入荷予定です。ご予約いただいた皆様、お届けまでもう少々お待ちくださいませ。
あえて製品の自信と耐久性の高さをお見せするために、僕が6年愛用した古びたタスキーバッグを公開します。
毎日のように使って、金具の接点が削れてしまっています。(本来は綺麗なアールですが、互いの頂点部が削れています。)
しかし接合部の革はまだ傷んではいない。
フラップは何度も指で摘み、開閉を繰り返していますが、糸ほつれも起こしていません。
軽量な化繊ボディバッグには到底出せない、深みある色に変化していく様子は革好きにはたまらない。そして僕はこのバッグにオイルメンテを施したことがありません。
ロゴエンブレムも潰れず、伸びず、いまだにクッキリ。この堅牢さと味わい深さが何度でもリピートが現れる所以です。
タスキーバッグのPR動画です。カスケットでは10年以上、形をそのままに販売するロングセラーバッグです。最近カスケットを知った、まだお持ちでない方、ぜひご検討ください。
11月29日(本日)の夕方までには受付ページを作成します。
あ、動画内のスタッフ純(40歳)、タスキーバッグの予約時に「ジュンの彼女に立候補」というボタンを作って欲しいらしいです。(笑)
どこへ行くにもこのタスキーバッグは僕のお供です。何年も販売していますが未だ改良点を思いつかない完璧なボディバッグ。革種を新たに今冬も製作させていただきます。(11月9日締切)販売スパンは1〜2年サイクルです、どうぞお見逃しなく。