
圧倒的な経験値と技術力によってフィッシングベストを追求し続けるミノワベストラボラトリーより、新作のベストが登場です。その名もハイストレージ・トラウトベスト。

他に類を見ないほどの積載量を誇り、そのルックスはまるで特殊部隊のようなスパルタンな雰囲気を纏っています。担当の方の話によれば、どちらかというとルアー、それも本流での大型ミノーや、シーバス、トラウトにおけるビッグベイト用のBOXを十分に持ち運ぶことを念頭にした設計だそうです。

フロント上段は、左右ともにL字の大型開口部を持つジッパーポケット、その外側にフラップポケット、さらにサイドに小物ポケットを備えています。

フロント下段は、さらに大きなL字の大型開口部を持つジッパーポケット、フラップ付きの大型ツインポケットを搭載。数も多ければ、ポケット一つ一つも大きいというMAX仕様です。

背面パネルがこれまた技あり。分割されたセパレート構造になっており、上段大型ジッパーポケットを備えます。レインウェアなどの収納に便利そうです。

また上段ポケットをめくるとランディングネット用Dリングが登場。さらに調節ベルトを搭載することで、背面長も自在に変更することが可能になっています。

サイドから見た図ですが、向かって左側が背面パネル。下段は着たままアクセスできる大型サイドジッパーポケットになっており、大型ルアーボックスやドリンクを収納可能。ご覧の通りサイドパネルは硬質なメッシュで通気性抜群ながら、強度も十分。2段式のベルトでフィッティングの微調整もできます。

内側にももちろんポケットをMAX搭載。左右ともにスナップボタン留めの大型ポケットを上下に備え、裏生地はメッシュ素材を使用することにより通気性も十分に確保。

これだけの積載ならばと、首元にはクッションパネルを設置して首の負担を軽減。ウェアを設計する技術を取り入れることで着心地にもこだわられている点は流石としか言いようがありません。バックル下に見えるベルトはロッドホルダー。全てのパーツが樹脂製で淡水、海水を問わないのも同社ベストの特徴です。

本当に細かい部分にも妥協無し。アクセサリーを取り付けるためのリングやフラップ等も随所に配置。これで27000円という価格も本当にすごい。国内きってのフィッシングベスト・プロ集団たるプライドが凝縮された一着です。