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5回に渡って掲載してきたシムスブーツのソール徹底解剖シリーズは本日で最終回、スタッド編です。

スタッド&クリーツ(滑り止めの鋲)種類別紹介


スタッドとは

ウェーディングブーツのソールに取り付ける金属製の鋲です。 必ずしも必要なものではありませんが、フェルトソール、ビブラムソール共にスタッドを装着することで、より様々な地質に対してのグリップ力を得る事ができ、 ソール擦り減り抑制にも効果があります。
あまりに数多く装着し過ぎると接地面が硬くなり、かえってグリップ力が低下しますので、適度な数の装着をオススメします。

■Hard Bite Boot Studs-Felt(フェルト専用)


シムスでは最も標準的な仕様のボルトタイプスタッド。フェルトでも滑りやすいヌルの付いた岩や、水中の木(流木)などに対してもグリップ力が増加します。フェルトソール用はこの1種類のみとなります。 (G4を除く全フェルトソールブーツ対応)

商品ページ:Hard Bite Boot Studs-Felt(20ヶ入り)


■カスケットセレクト・ステンレススタッド(フェルトorビブラム用有り)


シムスで標準的なボルトタイプと同様の効果を狙ったスタッド。シムス製は専用の硬質カーバイドであるのに対し、こちらは汎用のステンレス製のため安価ですが、すり減りは早い傾向にあります。また、ネジ頭がプラスマイナス両方のドライバーに対応してあるため、専用工具を必要としません。容量もたっぷり使える25本入り。ウールフェルトの減り防止にも効果を発揮します。

商品ページ:ステンレススタッド(25ヶ入り)


■Hard Bite Boot Studs-Vibram(ビブラム専用)

シムスでは最も標準的な仕様のボルトタイプスタッド。滑りやすいヌルの付いた岩や、水中の木(流木)などに対してもグリップ力が増加します。 (G4を除く全ビブラムソールブーツ対応)

商品ページ:Hard Bite Boot Studs-Vibram(20ヶ入り)

■Hard Bite Boot Star cleat-Vibram(ビブラム専用)

三又になっている手裏剣型のスタッド。一個の装着で3点のスタッド効果を得ることが出来ます。 デメリットは、その形状ゆえソールパターンの合致するビブラムソールにしか装着が出来ない事。(G3 GUIDE、G3 GUIDE BOA、FS、FLYWEIGHT、TRIBUTARYは対応)

商品ページ:Hard Bite Boot Star cleat-Vibram(10ヶ入り)



Alumi Bite Boot Star cleat-Vibram(ビブラムソール専用)

柔らかいアルミ素材で、岩などに最も喰いつく手裏剣型のスタッド。スタッド自体に厚みがありソールから出っ張る為、対象物にスタッドを引っ掛けるようなグリップも可能。デメリットは、その形状ゆえソールパターンの合致するビブラムソールにしか装着が出来ない事。アルミが柔らかく消耗していく事。 (G3 GUIDE、G

3 GUIDE BOA、FS、FLYWEIGHT、TRIBUTARYは対応)

商品ページ:Alumi Bite Boot Star cleat-Vibram(10ヶ入り)



G4PRO専用・POWERLOCKクリーツ アルミorTPR(フェルト、ビブラム共用

現在、G4ブーツのみが装着可能な専用クリーツシステム。ゴムとプラスチックの中間のような硬さを持つTPR製の手裏剣型と、岩などへ強力に食い付くアルミ製の円盤型の2種類。専用工具で瞬時に交換可能です。

※G4PRO POWERLOCK BOOTに1セットずつ同梱されています。(別売の交換品もあり)

2025/04/14キャッツキル放浪記

スタッフ コーヘイ

コーヘイのキャッツキル放浪記・連載一覧はこちら
実は、、、未だ行ったことはないフライの聖地「キャッツキル」。彼の地を夢見て夜な夜なタイイングを続けるスタッフコーヘイの不定期連載コラムです。

🔳第三話 キャッツキルスタイルは投げにくい、使いにくい!?
第三話は、その構造ゆえにヒジョーに投げにくいとされる「キャッツキル・ドライフライ」のリーダー&ティペットシステムについてです。 現代のパラシュートフライなどと異なり、フックに対して垂直にハックルが巻かれるキャッツキルスタイルのドライフライは、空気抵抗MAX、つまり投げにくい(笑)。6Xや7Xなどの細いティペットで、おまけにロングリーダーロングティペットで使おうものなら、フライはプロペラのごとく回転、ティペットは即チリチリ、トラブルの嵐です。 元々現在のような細く強力なティペットなど無い時代の毛鉤ですから、現代タックルでそのまま使うのに無理があるのも当前かもしれません。僕の解決法は至ってシンプル。太く、短いリーダーシステムを使う事で回避しています。基本はロッド長前後の4Xリーダーに4Xティペットを50〜60センチ継ぎ足すという、周りからは大丈夫か?と言われるシステムです(苦笑)。水面を長く漂わせるのには向きませんので、狙ったスポット数十センチ範囲を短く丁寧に流すよう心掛けています。 そこで面白い毛鉤。著名な作家でありキャッツキル地方の釣人でもあった「エドワード・ヒューイット氏」による特異なフライ「ネバーシンクスケーター」です。白昼、大きなトラウトがひらひらと舞う蝶を狙って跳躍するのを見て考案されたこのフライは、激しいアタックを繰り返し引き起こす異例のアトラクター&大物キラーとして知られ、 通常のドライフライが通用しない魚が無気力な状況でも、深場から魚を惹き寄せる不思議な能力を持つと言われている名作古典です。 浮き姿勢はラインアイが真上を向く特殊な状態。自然とティペットはフライから離れた位置で水面に接するので太いティペットでも影響が少ないと思われます。これも大物に違和感を与えない要因なのかも知れません。基本的に高い浮き姿勢を保つキャッツキル系の毛鉤なら、この効果は高いと思いますが、このネバーシンクスケーターはそれが最も顕著に現れる特殊な構造と言えます。
出典:American Museum of Fly Fishing

また、アメリカの”AMFF”(American Museum of Fly Fishing)が公開しているこちらの動画では、1939年にヒューイット氏本人がネバーシンクスケーターを使って釣りをする貴重な姿が収められています。良型のトラウトがバッコバッコ釣れているうえに、「スケーター」の名前通り、フライを人為的にスーッと引っ張って水面を滑らせドッカーンと魚が飛び出てくるシーンは圧巻です。仮に、太く短いラインシステムで長くドリフトできずとも、逆に引っ張って魚を誘い出すことすら可能なこのフライ。シビアな現代でこそ使いたい古典毛鉤です。

本日の道具

あらゆるシーンで活躍し、フィッシングウェアとして非常に汎用性が高い薄手の中綿ジャケット。SIMMS「フォールラン」シリーズ。通常のジャケットタイプ(現在欠品中)に加え、フーディー、ハイブリッドフーディー、ハイブリッドシャケットというバリエーションが用意されています。 いずれも共通しているのは、人工羽毛「プリマロフト」が中綿に使用されており、保温性、軽量性、耐久性に優れながら、気軽に洗濯可能である点です。そして濡れると空気室が潰れて保温性を失う羽毛と異なり、濡れても保温性をほとんど失いません。外側には薄手のナイロンシェルが用いられており、防風性、対摩擦性にも優れています。 Fall Run Hoody「フードを追加して、風や小雨などへの耐候性を強化したモデル。」
ジャケットタイプに比べ、首回りの防風性、保温性に優れています。またフードがある事で多少の雨にも耐えられる万能型ミッドレイヤーです。 Fall Run Hybrid Hoody「サイドパネルにフリース生地を組み合わせ、伸縮性と通気性も持たせたハイブリッド。」
中綿ジャケットは軽さと暖かさに優れますが、動きやすさと通気性はフリースに劣ります。そこでボディサイドから脇を通って袖先までの内側にフリース素材を使用し、動きやすさも通気性も手に入れた完璧な一枚です。 Fall Run Hybrid Shacket「伸縮性と通気性も追加しながらシャツタイプのクラシック感も追加。」
上記と同じくサイドパネルにフリースを使用したハイブリッドタイプ。シャツ型のデザインはクラシカル感もあり個性的。またフード付きに比べると首回りの防風性や保温性は劣りますが、重ね着しやすいメリットがあります。

本日の道具

2025/04/12記念グラスの変更

H.teshima

現在、記念品として配布中のグラスは左から右の少し背の高いデザインに変わります。同じデザインで家族分ゲットしようとしていた方には申し訳ありません・・・。今後もグラスは予告なく変わることがあることをご了承くださいませ。

2025/04/11欠品していた小物再入荷!

スタッフ コーヘイ

A&FさんとC&Fさんより、欠品していた小物類が再入荷しました。いずれも当店がセレクトした逸品揃い。 A&Fブラスコンパスにおいては、かなり久しぶりの入荷。僕の愛用品はもはや「燻したのですか?」と言うくらい変色していますが、真鍮好きにはこれが堪らんのです(笑)。

本日の道具