羽毛の繊維構造を元に化学繊維で作り出された中綿「プリマロフト」を採用し、濡れても保温性を持続させる高性能ミッドレイヤー「SIMMS フォールラン」シリーズ。薄過ぎず、厚過ぎない中綿入りジャケットは、アウターとしてもインナーとしても優秀で、個人的にも一年を通しての着用率は非常に高い一枚。
本日はそのフード付きモデルをスタッフ・ジュンが着用。通常のジャケットタイプに比べ、首、顔まわりの防風、防雨性が高いのはもちろん、デザイン的なお洒落感もあります。
フードは、キャップ着用の上からを想定して、立体的な構造で深めの構造。
袖口は内側に伸縮性のゴムを内蔵し、外側(手の甲側)は長くなり紫外線から手を保護するサンカフ仕様。この辺りのテクニカルな造りはフィールド叩き上げのSIMMSならでは。あくまで実用性を重視していますが、それがデザイン的特徴にもなっていて結果的にオシャレに見えます。
ポケットはサイドのハンドウォーマーポケットに加え、内ポケットが有り十分な容量。
こういったジャケットって市場には数多溢れているのですが、大切にしたいのはウェアのその向こうにある背景。世界中の釣り人のために、熱い思いを持って作られたウェアであるという事実です。そもそも、このフォールラン(秋遡上)というネーミングからみても、作り手が心底釣り狂であるのは間違いありません(笑)。