2023/10/25ベゼルグリップ・トリガーの価格と必要cマイル&樹種紹介
上記は、明日販売のベゼルグリップトリガーのリストです。今回は販売分が「昼の部」と「夕の部」で分かれています。昨日までのご紹介樹種が「昼の部」販売分、本日これからご紹介する8本が「夕の部」販売分となりますのでご確認下さい。
詳しい販売スケジュールはコチラをご覧ください。
【花梨瘤/橙・極上】
東南アジアを中心に自生するマメ科シタン属の広葉樹「花梨」。突然変異を起こした「瘤」部分はまさに希少部位。華やかな見た目と、銘木好きからの熱狂的な支持は、まさに銘木界を代表する存在と言っても過言ではありません。
こちらの個体の魅力はなんと言ってもびっしりと詰まった瘤目の密集度合い。鮮やかな橙色も素晴らしく文句のつけようの無い一本です。
【アカシア瘤・極上】
その成長の早さと生命力から、古代より世界各地で「神の木」として崇められてきたウッド。アカシアという名前は、ギリシャ語の akis (矢じりや釣針のカエシの意) に由来するといわれ,アカシアのとげを意味したものと言われています。
その瘤模様の緻密さ、繊細さは数ある瘤材の中でも随一。まさしく極上瘤と呼ぶにふさわしい一本です。
【インドローズ・カーリー】
その木理の美しさ、耐久性や狂いの少なさから、家具から楽器に至るまで常に需要が絶えない世界有数の銘木。「ローズ」の名前は材を削った際に放たれるバラのうような芳香が由来とされています。
一見漆黒に見える繊維は日を浴びると、えも言われぬ褐色のグラデーションを浮かび上がらせます。繊維のうねりにより光を反射するカーリー(縮み杢)を有する気品溢れる一本です。
【神代楡杢】
千年以上もの間地中に埋まり、大地によって染め上げられたニレの木。緑灰〜茶褐色の様な色合いは、神代特有の趣があります。
気が遠くなる程の時間、朽ちる事無く地中にあっただけでも驚くべき事ですが、全体に出た導管のうねりが非常に独特で、あたかも緻密な彫刻を目にしているかのような美しさがあります。
【神代欅】
上記の楡と同じく、地殻変動などにより千年以上もの間地中に眠っていたケヤキ。酸素が遮断された地中で酸化、風化する事無く、気が遠くなる程の長い時間を掛けて大地が染め上げたその茶褐色〜緑灰色の杢肌は何とも表現しがたい風合いです。
酸素を遮断された地中で火山灰の成分などを吸い込み半化石化した杢材とも言われています。そんな人知を超えた素材ゆえに、祭具、神社仏閣の装飾などに使用される神秘的な希少杢。神の御代より時を超え、ここに釣道具として存在すること自体が奇跡としか言いようのない一本です。
【ハワイアンコア・極上杢】
ハワイ諸島だけに分布生育する固有種で現在は国有地での伐採が禁じられており、輸出にも制限が掛けられている希少なウッド種。
こちらは「カーリー/縮み杢」としては定義されていない個体ですが、それでも、ほぼカーリーと言えるほど特有の繊維の輝きを備えています。それ以上に豊かな褐色の濃淡、木理の力強さなど見どころが多く、杢が持つ面白さを堪能できる通好みな一本です。
【神代杉・エンブレムウッド】
上記の楡や欅と同じく、一千年以上朽ちることなく土中に埋まっていた杉の木。工事などで偶然出土する以外に流通することがないため、その希少性の高さは想像に難しくありません。杉といえば通常は淡い黄褐色に近い色合いですが、土中の成分で染められることで緑灰色へと変化、眺めるたびにロマンを感じずにはいられない一本です。
こちらはさらに、リールシート部分に精緻なエンブレム刻印を施した仕様。ヴィンテージ家具のような風格も備える大人な一本です。
【栃縮み杢・極上・エンブレムウッド】
眩いばかりの純白の杢肌に入る「縮緬」とも呼ばれる縮み模様の美しさは日本が誇る銘木の中においても指折りの美しさを有しており、その絹織物のような気品ある美しさは古くから装飾材や建築材としても賞賛されてきました。かの「ハワイアンコアカーリー」が西洋カーリー界の王様ならば、「栃縮み杢」は間違いなく東洋縮み杢界の横綱」と言えます。
極めて緻密で滑らかな質感、光が織りなす立体的な模様には、杢が持つ美しさが凝縮されており、銘木の真髄を堪能できる一本。こちらはさらに精緻なエンブレム刻印を施した仕様です。