2022/05/07コーヘイ釣行記・新緑のポケットウォーター
家族ごとを済ませて、この日はGW唯一の釣り日。
綺麗な魚達に会いたくて、僕は街をくぐり抜け、人ひとり居ない深い深い山の奥へと向かいました。
堰堤のプールを除けば、そこはポケットウォーターと呼べるような、小さなポイントが連続する源流部。近距離〜中距離のコントロール性能に秀でたグラスロッド「スコットFシリーズ」は強力な相棒となります。
大好きな無黒点のヤマメに、エメラルドのパーマークを纏ったオシャレさん。大きさこそ無いものの、ビューティーコンテストなら優勝させてあげたいような美しさ。
最後はお腹にまでビッシリ黒点を持った「マダラ」な一尾。この日はメイフライ系の毛鉤には全く無関心。山女魚たちはCDCやエルクヘアで巻いたカディスタイプにご執心でした。
そして待ちに待った野生の昼食、BLTサンドイッチ。新鮮な野菜に燻製豚肉、さらに欲張ってチーズもイン。これをギューっと潰して頬張るのが最高なのです。
この日の獲物は魚だけでなく、鹿の落とし物も。さすがハンティングシリーズの「ピントラー」。これほど鹿角が似合うバックパックもそうそう有りません(笑)
鮮やかな新緑、吹き抜ける風、澄み切った流れ、飛び交う虫達、そして美しい山女魚。様々な野生を体の奥深くまで染み込ませて、僕は山を後にしました。