2021/10/18イトウは生きている。
宗谷には猿払イトウの会という素晴らしい志の団体がありますが、それとはまた別に、市立稚内病院の高木院長が会長を務めるイトウの会もあります。私に初めてイトウを手ほどきしてくれた川村さんもこの会の主たる発起人です。その川村さんから嬉しい便りが届きました。
イトウ釣りの楽しさを、ご高齢になられた今でも少年のように伝える高木先生をいつも眩しく拝見します。この動画はつい先日の釣果で、今夏の酷暑にイトウが死んでしまっていた河川の一つです。そこに逞しく遡上してきたイトウを高木先生がルアーで引き止めました。生存確認とは大袈裟ですが、希望が湧きます。これまでの悠久の歳月には、今年のような酷暑はあったかもしれない。それでも逞しく生きてきたに違いないと思える出来事です。
仮にこの釣果に賛否があったとしても、息の上がる体で川を遡り、イトウに迫るシンプルな情熱と欲求は、下手な言葉で飾られたSNS自慢よりも圧倒的に素敵だし、今を生きていることを僕は感じました。高木先生、流石です!
仮にこの釣果に賛否があったとしても、息の上がる体で川を遡り、イトウに迫るシンプルな情熱と欲求は、下手な言葉で飾られたSNS自慢よりも圧倒的に素敵だし、今を生きていることを僕は感じました。高木先生、流石です!