2021/02/25ボロンハンドル紹介
ボロンハンドル優先クーポン所有の方に向けてパスワードをメール送信いたしました。明日の発売前までにご確認ください。なお、2月に受注したブランクの方への優先クーポンの配布は今回は致しません。(予告済み)今後、優先クーポンの規約や使い方について改訂を検討しています。多くの方に喜んでいただける改訂だと思います。2月にブランクを受注した方はこの改訂後より優先対象とさせていただきます。では本日の樹種紹介。毎度お馴染みの説明で恐縮ですが、販売前に一読いただけると木への造詣や愛着が増すかと思います。
パープルハート杢
別名バイオレットウッドとも呼ばれるその美しいスミレ色と導管のきらめきは、ウッドでありながら鉱石アメジストのよう。 面白い事にこのウッド、削りたての時は「茶褐色」をしているのに表面が空気に触れる事で変化を起こし、この紫色を発色するのだそう。経年で色は更に変化して行き、パープル→ダークパープル→パープルブラウン→ダークブラウンへ。 一見しただけではその魅力の全てが分からないのが奥深き銘木の世界。 花梨瘤/白(極上)
赤系が有名な花梨ですが、実は密かに人気が高い白瘤。白と言いましてもその模様、色合いは意外と複雑で、花梨ならではの密な瘤模様が魅力的です。赤の杢系よりも白瘤を好む方が多いのもうなづけます。今回は極上と言える大小様々な瘤を有する部位を贅沢に使い、青白ランクに入れてもよかったと思えるような濃色部分をj含む上玉です。 リオグランデパリサンダー(極上)
またの名を「黄金檀」とも呼ぶ、南米が誇る銘木。その名「リオ・グランデ=大きな川」の通り、黄金の杢肌に浮かぶ独特の模様は、まさに夕日に染まる大河のグラデーションを彷彿とさせます。今回はその中でも極めて模様が緻密に密集した「極上」の部位を使用。その他の素材では真似できないインパクトある表情は、まさに自然が作り出す芸術です。 アカシア瘤
その成長の早さと生命力から、古代イスラエルでは「聖木シッタ」、古代エジプトでは「母神ネイトの住みか」、バベルの塔で有名な古代バビロニア帝国では「生命力の象徴イシュタルの神木」など、様々な都市で「神の木」として崇められたウッド。アカシアという名前は、ギリシャ語の akis (矢じりや釣針のカエシの意) に由来するといわれ、アカシアのとげを意味したものと言われています。その棘部分が瘤模様となるようです。 紅木(コウキ)杢
日本では三味線の最高級材として用いられるインド原産の銘木。インドカリンとも言われますが、花梨との混同を避けて、ここでが紅木と呼びます。現在はワシントン条約により輸出入が規制されており、新たに日本へ入ってくることはないため市場にほとんど流通しない超希少樹種です。削ると花のような香りを放ち、赤褐色〜紅色の杢肌は経年と共に深い色合いへと変化していきます。独特の縞模様に加え、一部分には瘤模様が見られる極めて面白い表情を有した一本です。 レッドウッド杢
最大では樹高100mを超え、世界一大きな樹木としても知られる「セコイア」の杢部分です。恐竜時代から生き残っている種とも言われ、現在では北カリフォルニアにのみに生息しています。細かい縦縞の年輪や虫を寄せ付けない性質はやはりスギ科の性質を持っていますが、杢肌が流れるように輝く「リボン杢」やその深い褐色はマホガニーにも似た美しい銘木です。
別名バイオレットウッドとも呼ばれるその美しいスミレ色と導管のきらめきは、ウッドでありながら鉱石アメジストのよう。 面白い事にこのウッド、削りたての時は「茶褐色」をしているのに表面が空気に触れる事で変化を起こし、この紫色を発色するのだそう。経年で色は更に変化して行き、パープル→ダークパープル→パープルブラウン→ダークブラウンへ。 一見しただけではその魅力の全てが分からないのが奥深き銘木の世界。 花梨瘤/白(極上)
赤系が有名な花梨ですが、実は密かに人気が高い白瘤。白と言いましてもその模様、色合いは意外と複雑で、花梨ならではの密な瘤模様が魅力的です。赤の杢系よりも白瘤を好む方が多いのもうなづけます。今回は極上と言える大小様々な瘤を有する部位を贅沢に使い、青白ランクに入れてもよかったと思えるような濃色部分をj含む上玉です。 リオグランデパリサンダー(極上)
またの名を「黄金檀」とも呼ぶ、南米が誇る銘木。その名「リオ・グランデ=大きな川」の通り、黄金の杢肌に浮かぶ独特の模様は、まさに夕日に染まる大河のグラデーションを彷彿とさせます。今回はその中でも極めて模様が緻密に密集した「極上」の部位を使用。その他の素材では真似できないインパクトある表情は、まさに自然が作り出す芸術です。 アカシア瘤
その成長の早さと生命力から、古代イスラエルでは「聖木シッタ」、古代エジプトでは「母神ネイトの住みか」、バベルの塔で有名な古代バビロニア帝国では「生命力の象徴イシュタルの神木」など、様々な都市で「神の木」として崇められたウッド。アカシアという名前は、ギリシャ語の akis (矢じりや釣針のカエシの意) に由来するといわれ、アカシアのとげを意味したものと言われています。その棘部分が瘤模様となるようです。 紅木(コウキ)杢
日本では三味線の最高級材として用いられるインド原産の銘木。インドカリンとも言われますが、花梨との混同を避けて、ここでが紅木と呼びます。現在はワシントン条約により輸出入が規制されており、新たに日本へ入ってくることはないため市場にほとんど流通しない超希少樹種です。削ると花のような香りを放ち、赤褐色〜紅色の杢肌は経年と共に深い色合いへと変化していきます。独特の縞模様に加え、一部分には瘤模様が見られる極めて面白い表情を有した一本です。 レッドウッド杢
最大では樹高100mを超え、世界一大きな樹木としても知られる「セコイア」の杢部分です。恐竜時代から生き残っている種とも言われ、現在では北カリフォルニアにのみに生息しています。細かい縦縞の年輪や虫を寄せ付けない性質はやはりスギ科の性質を持っていますが、杢肌が流れるように輝く「リボン杢」やその深い褐色はマホガニーにも似た美しい銘木です。