2021/02/12コンクルージョン サクラカーブ・黒柿
本日は2月16日に販売予定のコンクルージョンより「サクラカーブ・黒柿」をご紹介します。
数万本に一本とも言われる確率でしか出現しない「墨流し」を纏う柿の木。その独特の模様は柿の木が地中のタンニンを吸い上げ、化学変化を起こしたものとも言われています。
この黒色の中にも絶妙な濃淡があり、描かれる模様はまさに水墨画のよう。華やかさとは対極にある侘び寂びの美しさがそこにはあります。
フレームの表裏には「唐木三大銘木」に数えられる希少杢「鉄刀木:タガヤサン」を使用。その硬さと重さはまるで「鉄の刀」のようである事からその名がついたと言われるミャンマー原産の重厚なる銘木です。
フレームの中間材はカーリーメイプル。密に模様の出た美しい部位をこれでもかと使用し、ブラックフレームとのコントラストが黒柿の存在感をさらに引き立たせています。偶然が生み出す自然の芸術「黒柿」。古来より伝統工芸品や茶器等に使用されてきた日本が誇る銘木の最高峰です。