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快晴、そして好条件の揃った週末、多くの方が渓流に出掛けたでしょう。

9月の最終にようやく段取りを工面して作り上げた今年最後の試作ブランクは「マークスパイダーとアルセドクライマー」の融合です。
とりあえず川までドライブ気分で・・・投げ心地を試すだけでも・・・と自分に慰めを言いつつ、普段よりも三倍は車列の多い高速道路に乗り込みました。 陽は既に高いのに涼風漂う渓流に到着。目ぼしいところは車、車。三つ目の場所でようやく入渓。ブランクの調子はいい。しかし投げる様子を動画に収める時間だけが続き、ここぞと言う大場所は沈黙を貫きます。もう環境的な絵を撮ることだけにしようと歩き続けた、小場所、それほど気合の入っていない流れから、この山女魚が姿を現わしました。
この試作をギリギリに仕上げた職人が引き寄せた執念の幸運でしょう。この続きはまた後日に。せっかく撮った動画をゆっくり編集してオフ期間にお届けしたいと思います。
ともあれ今年の渓流にさよならを。また清い流れでお逢いしましょ。

2019/05/07GW連休明けMSB49LMの告知

H.teshima

我々も連休を頂いておりました。本日から通常業務(平日は通販対応)を再開しています。
さて春のサクラマスやヒラマサの絶好期も終盤となり、これから鱒族は渓流の最盛期を迎えます。今年もいくつかの新作を企画中で、全国の頼れる方々に試作のテストを託しています。 まずは我らが推しのABUニーゴーシーでの渓流ベイトフィネス。特に「トラウト活動家ことアングラー斉藤さん」の華麗なフリップキャストでピンスポに打ち込んでいくスタイルは、かつてのバス少年の心を熱く揺さぶり、全国に広がりをみせています。

彼が特に気に入ってくれているのがマークスパイダー「MSB51MLT・1&half」モデルですが、さらに多くの人に源流でフリップキャストを楽しんでもらうために、全長をさらに短くした1&halfの派生モデルの要望をいただき、そこで斉藤さんのキャストノウハウを元に「フリップスペシャル」なナンバーを企画することにしました。
上の動画はそのテストの模様の一部を伝えてくれるものです。彼は現在、北海道に単身で移住生活しながらトラウトに向き合って活動中。休日なしで釣りをしてくれる、この上なく試作品のテストを返してくれる稀有な存在となっています。きっと良いものが完成して今年のオフ期には発表できると思います。

2019/03/05新規トリガーの説明

H.teshima

金属塊から削り出すカスケットのトリガー部分は時計のオイスターケースを彷彿させて、僕の男心をくすぐるパーツの一つです。これまでこのパーツは大阪の釣り工房マタギさんから支給のアンドリュー製でしたが、シマノのリールが装着しづらいのが難点でした。そこでマタギさんの許可を得て、新たにリサイズの設計をし、カスケット専属の国内工場で金属加工することに成功しました。そしてデザインはどうしてもこのシンプルかつ、エレガントな形状を継承させたかったのです。マタギ社長の拍子抜けするくらい「おお、皆で盛り上がっていこうや、作ってええよ!」っと言ってくださった懐の広さに感謝いたします。 現在、パーツ販売での受付をしているものはこの新規格のトリガーパーツです。ハンドメイド品とカスケット製のボロンハンドルを区別するため、パーツ販売には刻印を打ちません。またカスケット製のものにはウッド部分に専属であるヤマギシトモヒロのウッドワーズの刻印を打つことにしました。これでオークションなどでのハンドメイド品との見分けはつくようになります。 金属パーツの販売は刻印なしの関係もあるため、製作時だけの受付で不要な在庫を持ちません。この機会を逃すと1年以上は受付はありませんので、ハンドメイド愛好家の方はご理解をお願いします。なお当面はウッド部分については製作が追いつきませんので販売の予定はありません。

2018/05/16MSB51MLT(1&HALF)

H.teshima

さて、本日よりMSB51MLT(1&Half)ブランクのみの受付を開始します。写真のコスメが最終形となります。
全長:5feet 1inch ルアーウエイト:2-6g ライン:3-6lb
まずはカスケットの5ftクラスロッドのラインナップからキャスト時の違いをご説明します。 上図は3〜4gのミノーを軽く振った場合のロッドのしなりのイメージです。大きく曲がる分、ロッドの反発はより大きく得られますが、ブランクに使用されているカーボンの弾性率で反発力が異なります。反発力の数値はあくまで目安としてお考え下さい。しかし上図を見ると小さくしなっても反発力が強ければよりルアーを前に飛ばす力は強いと考えられます。この場合、スイングスピードは考慮に入れていません。もちろんキャスト時はスイングスピードも影響しますが上図は含んでいませんので、実際には体感としてお考え下さい。 いずれかのロッドをすでにお持ちの方には上図は多くのことを語っているはずで、想像が膨らむかと思います。またスプールを回して投げるベイトキャスティングにはスイングスピードもさることながら、しっかりとティップをしならせて、キャスティングアークを稼がなければ成立しません。特にフリップキャストの際はここが重要になると考えています。つまり固すぎる竿では軽量ミノーのフリップキャストは困難を極めるということです。 ちなみにRB51MLSとMSB51MLTは同じML(ミディアムライト)表記ですが、バットパワーはRB51MLSの方が強く設定されています。
さて写真は昨日に続いてマークスパイダーMSB51MLTをいち早く使っていただいたEnjoyFishing様の釣果です。僕はRB51MLSのテストがありましたので、EnjoyFishing様のフィードバックは短い期間において新作ロッドの設計理念の確信を得るのに非常に助かりました。 https://www.youtube.com/watch?v=jOJbrHcOz_k

そして、具体的なお願いはなかったのですが、ご好意でこうしたキャストの映像まで作っていただいて本当に恐縮です。ハイ、遠慮なく使用させていただきます。(笑) EnjoyFishing様の動画もご覧いただきながら、ご検討頂けますと幸いです。この場を借りましてEnjoyFishing様にお礼申し上げます。

本日の道具